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不安や悩みにとらわれず、おカネとハッピーにつきあう秘訣は?――おんなのマネー社会科見学Part25

 不況による収入減やリストラなど経済的に厳しい環境が続き、先行きへの不安は募るばかり。だからこそおカネとはできるだけ上手にハッピーにつきあいたいもの。その秘訣をメンタルな側面も含めてFPの金子祐子さんにじっくり聞きます。

■あなたのおカネの悩みは?

シングルや事実婚カップルのファイナンシャルプランニングを得意とする金子さん。「お金と幸せ」と基本テーマに活躍している

 おカネに関して不安や悩みが全くないという人は稀でしょう。それにとらわれてしまうと前に進めなくなってしまいますが、不安や悩みを解決する手順を知れば、今までよりもっとおカネとハッピーにつきあえるはず。下に挙げたのはシングル女性が抱きがちなおカネに関する不安や悩みです。


(1)このまま(老後まで)ずっと一人だったらどうしよう……。ちゃんと生活していけるのか、不安でたまらなくなる時がある
(2)同僚は結構貯蓄をしているみたい。お給料は変わらない筈なのに私はちっともおカネが貯まらない
(3)貯蓄はしているけれど、使うとなくなりそうな気がしてあまり生活が楽しめない
(4)マンションを買おうか買うまいか迷っている
(5)欲しいものがあるとおカネが貯まるまで我慢できず、キャッシングやローン、リボルビング払いなどで買ってしまい、常に借金返済中。または衝動買いをしがち

 あなたにも当てはまるものがあったのでは? これらをもとに問題解決の手順やハッピーなつきあいかたを金子さんに教えてもらいましょう。

■書き出して不安の正体を突き止める

 はじめに(1)の将来が不安なケース。「不安というのは漠然としたままにしておくと、どんどん大きくなってしまいます。まずは、ずっと一人だったら何が不安なのかを明確にするところから始めましょう」と金子さん。それには頭の中だけで考えるのではなく、紙に書き出してみることがポイントだそう。「書き出して目に見える形にすると不安の正体が突き止められます。何が不安なのかをはっきりさせれば、打つべき手も講じられるはずです」。こうして問題解決に向けて行動に移すことができれば次第に不安は消えていくものだと、金子さんはアドバイスします。
「もし不安の正体が老後資金だとしたら、いくらぐらい準備すればいいのか、ざっくりとで構わないのでシミュレーションしてみます。例えば65歳まで働くとして85歳までの20年間の生活費を準備するとします。現在、年に300万円使っているなら20年間で6000万円必要。年金も出るので自分で準備するのはその半分の3000万円程度とすると、30歳の人だったら65歳まで35年あるから、目安として年に85万円くらい貯めればいい。だったら月にいくら、ボーナスにいくら貯めればいいのか、具体的な金額が割り出せます」。

 なるほど、「そんなの無理!」とはなから諦めてしまいそうな大きな目標でも、細分化していけば取り組みやすい現実的な目標が導き出されます。「ある程度貯まってくると、安心感により心にゆとりが生まれて、老後のことはあまり気にならなくなるもの。他にもっと楽しいおカネの使いみちが見つかることもありますよ」。

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